3.Webマーケ転職を実践

24話:筆者がWebマーケティング転職で失敗したこと・ミスまとめ(30代ほぼ未経験)

前回の第23話では、30代ほぼ未経験(副業ブロガー)が実際にWebマーケティング転職活動をした結果と年収を発表してきた。

今回の第24話では30代前半ほぼ未経験(副業ブロガー)の筆者が実際にWebマーケティング転職をしてみて失敗したことやミスについて解説する。

なお失敗やミスはWebマーケティング転職活動の流れ順(時系列順)になっているので、整理しやすい。

Webマーケティング転職活動の流れは第10話で詳しく解説している。

あなたもWebマーケティング転職をするなら他人の失敗例を知っておいて損はないだろう。

筆者のようにならないよう、参考として確認しておいて欲しい。

目次

もっと早く20代のうちに動いていれば転職活動結果や人生は変わったかも【業界研究】

ダッシュ

Web業界は現在、若手がメインで活躍している。

支援系会社やベンチャーなら20代後半から役職がつき、30代前半なら役員やマネージャーの人も多い。

そこに未経験30代が転職してくるとなると、言ってみればやや異色な存在。

企業側からしてみれば、未経験者を採用なら会社の組織体制や他の社員のことを考えれば若ければ若い方が良い。

年齢(若さ)はWebマーケティング転職活動において武器であり商品の1つ。

少しでも若いことに越したことはない。

筆者は未経験では武器が無いと考えて、個人でブログメディアを立ち上げた。

自分でできるWebマーケティングを約1年数ヶ月経験を積んでからWebマーケティング転職活動に臨んだ(実績としてはSEOで月3万PV)

ただ、1年ちょい後ろに伸ばす位なら、若さを優先して早くWebマーケティング転職活動をすべきだったと感じている。

中途半端な実績よりも若さの方が大事。
Web
マーケティング転職活動は早く動き出した方が良い。

関西(京阪神)だけでなく、東京など首都圏も視野に入れるべきだった【転職の軸】

筆者は関西在住で主に京阪神のWebマーケティング職を狙っていた。

京阪神は東京など首都圏と比べてWebマーケティング職の求人数自体は少ない。

Webマーケティング職は東京に集中している件


Webマーケティングという業務や機能、部署は事業会社であれば「本社」や「本部」が行うことが多い。

その本社や本部がある所(勤務地)は全国規模の企業や大手企業なら東京など首都圏の場合が多い。

また、東京や首都圏に事業会社の本部や本社があるということは、それをサポートする支援会社も必然的に東京が多くなる。

(感染拡大でリモート勤務が多くなったとはいえこの構図は中々覆されることはできない)

東京一極集中

関西や京阪神も広島や福岡、仙台など他の地方に比べればWebマーケティング職の求人案件は多いはずたが・・・

それでも筆者自身、Webマーケティング転職活動をする中で求人枠数は少ないと感じたし、ライバルもたくさん居た印象だった。

もしあなたの転職の軸で勤務地の優先度があまり高くないなら、東京や首都圏で働くという選択肢を取った方が、より求人案件が多くなりマッチする企業の選択肢も増え、転職活動の成功確率がアップするだろう。

大手の転職エージェントに偏っていた。Web業界に強いエージェントをもう少し登録しても良かった【転職エージェント】

筆者が登録して同時進行で活用した転職エージェントはリクルートエージェント、JACリクルートメント、ワークポートの3社だ。

※それぞれの転職エージェントを使った感想や比較は第16話で詳しく解説している。

ただし振り返ってみると、3つとも割と大手のエージェント。

おすすめされる求人案件が被っていたり、似たようものばかりという事があった。

ポイント

※特にリクルートエージェントとワークポートは被る印象が強かった。

※JACリクルートメントは他と被る確率が少なく選択肢の幅を広げる意味では登録して良かった。

紹介される求人案件が被りすぎると、転職エージェントに複数登録しているメリットが少なくなってしまう。

筆者はより幅広い視点でWebマーケティング職(Webマーケター)の求人案件を拾って転職活動をしたいと思っていたため、この点は失敗と言える。

筆者の転職の軸は「Webマーケティング職(Webマーケターになる)」だったので、ITやWeb系に強くてさらに専門的な転職エージェントにも登録するべきだったと反省している。

例えば以下のような転職エージェントだ。

マスメディアン

レバテックキャリア

Geekly

Web業界に強く専門的な転職エージェントならもっと幅広い求人案件に出会うことが出来たかもしれない。

仮に大手の転職エージェントと求人案件が被ったとしても、業界内での転職活動のより深い立ち回り方が分かったかもしれないし、Web業界に強い専門エージェントならもっと良いアドバイスをもらえたかもしれない。

活動初期は転職を甘く見ていた。第1志望群が全落ちで弾切れに【企業選定・応募】

転職活動における書類選考突破率の平均は15〜20%(転職エージェント談)

実際に筆者も平均すると20%程度だった。ただしこれはWebマーケティングの支援会社の求人と事業会社のWebマーケティング職の求人の応募の合計。

事業会社のWebマーケティング職はほぼ未経験だと書類選考突破も厳しく10%を切ってくる。

この事実を筆者は転職活動の途中で気づいた。

活動初期は筆者自身、事業会社でも何個かは内定まで行くだろうと甘く見積っていたのだが...実際は書類選考突破も厳しい。

事業会社の「第一志望群」は全落ちになってしまった(弾切れ)

いくつかの支援会社は書類選考を突破して面接に進むのだが・・・

事業会社の「第二志望群」の弾を補充(追加応募)したため、支援会社の第一志望群と事業会社の第二志望群の選考ペースがどうしてもズレる。

転職活動では新卒の就職活動と違い、内定の仮押さえなどはできない。

一般的に内定が出たら3日〜1週間程度で入社するかを決めないといけない

(保留も転職エージェントに相談すれば対応できるが、保留にするにはそれ相応の理由が必要)

選考ペースは合わせた方が絶対に転職活動がやりやすい。

そのためには、書類選考突破率、自分の実力、年齢、スキル、経験を客観的に整理し、見込みのある企業、どれくらい面接に進めそうかを転職エージェントに相談しながらある程度選定して、途中で弾を補充することが無いようにしたい。

業界をよく知り、第三者目線でアドバイスしてくれる転職エージェントを素直に頼った方が良い。

最終面接で「副業を伸ばしたい」と言ってしまった【面接】

Webマーケティング支援会社のベンチャー企業(ある程度副業は許容)の最終面接でのできごと。

面接は社長と1対1で1時間程度だった。

副業でのブログ運営について色々深掘りされた訳だが、後半不意に社長から「現在の副業ブログをどうしたいか?」という質問があった。

筆者は緊張からか「現在はブログで5桁(1-5万円)の収益を出しているが、これを6桁(10万円以上)にしたい」と回答した。

社長の表情は特に変わることなく、最終面接の評価でも特に影響は無かった様だったが...

振り返って見ると「会社を学校のような感覚で捉えていて、それを自分の利益を第一優先している」ような姿勢にも捉えかねない。

Webマーケティング支援会社のベンチャーだからこそ許容されたかもしれないが、事業会社や副業を認めていないような企業で同じ回答をするとおそらく一発でお見送り(落選)していただろう。

デリケートな質問やこちらの姿勢が透けて見えてしまうような面接回答は気をつけたい。

事前に準備しておくべきだった。

良い解答例

「副業ブログ運営はできれば続けたいと思っておりますが、御社の規定内に従います。まずは御社入社後、少しでも早く貢献できるよう業務に集中します」


今回の第24話では30代前半ほぼ未経験(副業ブロガー)の筆者が実際にWebマーケティング転職をしてみて失敗したことやミスについて解説してきた。

次回の第25話では、Webマーケティングの知識や経験を高めることができる「Webマーケティングスクール」の比較・まとめ記事となっている。

Webマーケティング力を独学で高めるのは時間がかかったり、限界がある。

Webマーケティング職へ転職するため、スキルアップを目指すためにはWebマーケティングスクールを活用するのも1つの手だ。

興味がある人は要チェック!

  • この記事を書いた人

れってぃ係長

33歳男 | 関西在住 | 社会人11年目(法人営業5年〜広報3年〜自社メディア運営4年目) | 自動車業界某大手企業の係長 | 副業でブログメディア2サイト運営中(月間3万PV) | 2021年3〜6月にWebマーケティング職への転職活動に挑戦 | 妻・娘の3人家族 | ウェブ解析士

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